スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

L.A. ギャング ストーリー感想(ネタバレ)

L.A. ギャング ストーリー

原題:Gangster Squad
製作年:2013年
製作国:アメリカ
上映時間:113分
監督:ルーベン・フライシャー
製作:ダン・リン、ケビン・マコーミック、マイケル・タドロス
製作総指揮:ルーベン・フライシャー、ポール・リーバーマン、ブルース・バーマン
原作:ポール・リーバーマン
脚本:ウィル・ビール
撮影:ディオン・ビーブ
美術:メイハー・アーマッド
衣装:メアリー・ゾフレス
編集:アラン・ボームガーテン、ジェームズ・ハーバート
音楽:スティーブ・ジャブロンスキー
キャスト:ジョシュ・ブローリン、ライアン・ゴズリング、ショーン・ペン、ニック・ノルティ、エマ・ストーン、アンソニー・マッキー、ジョバンニ・リビシ、マイケル・ペーニャ、ロバート・パトリック、ミレイユ・イーノス、サリバン・ステイプルトン、ホルト・マッキャラニー

あらすじ
ドラッグや銃器取引、売春で得た金を使い、警察や政治家をも意のままに操る大物ギャングのミッキー・コーエンは、自らを「神」と豪語し、ロサンゼルスを支配する。しかし、そんなコーエンを打ち破るべく、6人の警察官が立ち上がる。警察当局は一切の責任を負わないという命がけの任務に就いた6人は、警察官という素性も名前も隠し、コーエン率いるギャング組織へ戦いを挑む。(映画.comより)


48点

ゴールデンウィーク最終日に鑑賞してきました。本当は「リンカーン」を観に行ったのですが、すでに満席となっていたため、急遽こちらを観ることにしました。

ギャング映画として観るとかなり物足りない作品ですが、連休の最終日に何も考えずに観る娯楽作品としてはよかったと思います。


まず、キャストが豪華でした。
ロサンゼルスを牛耳る大物ギャングにショーン・ペン、対する警察のギャング部隊にジョシュ・ブローリン、ライアン・ゴズリング、また、ギャングの情婦に「アメイジング・スパイダーマン」でグウェンを演じたエマ・ストーンなどなど、主要キャラは有名俳優で固められていました。ギャング部隊の頭脳担当キーラー巡査は最近見たなと思ったら、「テッド」の変態お父さんでした。真剣な顔をすると変態に見えてしまう罠。

1940年代後半という時代感がよく出ていて好感が持てました。
私はこの時代のアメリカがどういうものかは正確にはわかりませんが、衣装や美術から1949年が舞台だということが説得力をもって伝わりました。特に冒頭で娼館に誘拐されてしまう女の子のいかにも田舎出身風の野暮ったい服装や、グレイスのいかにもマフィアのボスの情婦風の(そして同時にスターを目指していたグレイスらしくもある)服装やメイクは、時代感があってよかったです。男どもが帽子をかぶっているのも気分ですよね。
キャストもその時代感にぴったりはまっていました。ジョシュ・ブローリンのはまりようは異常でしたね!顔立ちからして古いアメリカの男の雰囲気満点です。また、意外にライアン・ゴズリング、エマ・ストーンもはまっていましたよ。

ストーリーがテンポよく進むのもよかったです。
冒頭の衝撃的な虐殺シーンから、ラストのタイマン勝負までもたつくことなく物語が展開していきました。コミカルなシーンの配分も絶妙で、楽しく観ることができました。特に、ギャング部隊初めてのミッションがあっさり失敗して、おまけにあっさり警察に捕まるくだりなんかは愉快でしたよ。その後の脱出劇もおもしろかったです。


ただ、全体的に描写やキャラクターが薄かったです。
メインキャラクターであるジョンとミッキーに奥行きが全く感じられませんでした。この二人が一貫して善、一貫して悪なところがつまらなかったです。
細かな描写で「おっ」と思わせるところもあったにはあったのですが、そこから何か発展するわけでもなく、おしかった気がします。例えば、ラスト付近、ミッキーがギャング部隊に正面突破をかけられて逃げようとする場面で、身なりに異様に執着するところは、ミッキーの物事に対するこだわりの強さや意外に繊細なところがでていてよかったのですが、それが別のシーンとつながっているわけでもなく、ちょっとした小ネタ止まりになってしまっているのがおしかったです。ジョンにしても、仲間から「どっちが悪の組織かわかったものじゃない」と言われるシーンがせっかくあるのだから、もう少しその危うさにつっこんだ描写なり、苦悩する描写なりがあればもっとよかったのではないでしょうか。

ギャング部隊のチーム感がなかったのも残念でしたね。せっかく特訓シーンまで用意しているんだから、ケナード巡査の最期の伏線を張るだけじゃもったいないです!ギャング部隊が次第にチームとしてまとまっていく過程を描写する格好の場面なのに、あまりにももったいなさすぎるのではないでしょうか。ジョンの家の庭でみんなでごはんするシーンも、チームのメンバーでキャッキャしてるところが見たかったですね。こういうチームものは、チームのチーム感というか、仲のよさや絆が最大のキモになるわけで、その描写がおろそかになってしまうと盛り上がりもイマイチになってしまいます。もっとチームとして互いを信頼し合ったり、絆が深まったのがわかるようなシーンがほしかったですね。
最大のおしいキャラは、ラミレス巡査です。せっかく内通者っぽさをビンビン出して登場したのだから、もっと内通者なのか?とハラハラさせるか、ラミレスにしかできない派手な手柄をたてるかしてほしかったです。ラストのケナード巡査をサポートするシーンや、数年後にケナード巡査を想わせるような立派な警官になっているシーンはよかったんですけどね。


そして、最大のがっかりポイントはアクションです。何といってもラスト付近のホテルのロビーでの撃ちあい!

だっっっっさ!!!!

これはナシだと思います。1940年代感からは完全に外れるし、現代的なアクションのテイストを取り入れたにしては古臭いし。第一今時スローモーションとかどうなのよ…。
その他もこれは!と思えるようなアクションシーンはありませんでしたね。がっかりです。


その他の点は箇条書きで。
・パーカー市警本部長が一番のお気に入りキャラです。あの渋い風格に渋いお声で、熱い心を持った天の声的キャラクターなんておいしすぎますっ!
・相変わらずライアン・ゴズリング君素敵です。特に靴磨きの子が殺された後、ミッキーを殺そうとするシーンの表情が絶妙でした。
・ミッキーによる脳漿飛び散るハードなおしおきシーンの後に、生焼けハンバーグを持ってくるセンスは正直嫌いじゃない。冒頭のシーンといい、この監督は変態の匂いがしますね(もちろん褒め言葉ですよ)

いろいろ書きましたが、気楽に観れる娯楽作品としてはなかなか面白いのではないでしょうか。ジョシュ・ブローリンの渋さが最大限活用されていてうれしい作品ですよ。

来月観たい映画の話

お久しぶりです。気づいたら1か月以上更新が滞っていました。
新年度ってお金なくなりますよね!今月はびっくりするほど金欠でした。というわけで、全く映画館に足を運べずの4月だったわけです。
とはいえ、映画を全く観ていないかというとそうでもなく、映画研究会というものに入ってみまして、今月は「レインメーカー」「善き人のためのソナタ」を鑑賞しました。近いうちに感想を書こうと思います。

まだまだ公開中の作品で観れていないものも多いのですが、来月公開の映画の話でも。


5月3日公開
死霊のはらわた…スプラッター・ホラーの原点、「死霊のはらわた」がまさかのリメイクです。とても楽しみです。ホラーなので観れませんけどね!
恐怖と欲望…キューブリックの幻のデビュー作品が復活。日本での劇場公開は初ということで、これもとても楽しみです。本作は、公開当時好評を得ていたのですが、完璧主義者のキューブリック自身の手によって封印されてしまっていたようです。

5月4日公開
ビトレイヤー…リドリー・スコットが製作総指揮を務めるクライム・サスペンス。「X-MEN:ファーストジェネレーション」でチャールズを演じた、ジェームズ・マカヴォイが主演です。
ヒプノティスト 催眠…スウェーデンのサスペンス・ミステリーだそうです。監督は「砂漠でサーモン・フィッシング」のラッセ・ハルストレム。あの作品の監督のサスペンスってあまり想像できませんよねw楽しみです。

5月11日公開
ハートレス…ポストデビット・リンチと評されるフィリップ・リドリーの2009年の作品が急遽公開されることになったようです。悪魔的な何かが出てくるサイコスリラーみたいです。

5月17日公開
モネ・ゲーム…コーエン兄弟が脚本を手がけた犯罪コメディだそうで、とてもおもしろそうです。コリン・ファースとキャメロン・ディアスの共演も楽しみですね。

5月25日公開
アンチヴァイラル…あのデビッド・クローネンバーグの長男、ブランドン・クローネンバーグの長編監督デビュー作だそうです。SFミステリーだそうですが、できるだけ前情報を入れないで観ようと思います。期待大です。

5月30日公開
オブリビオン…トム・クルーズ主演のSFアクションだそうです。トム・クルーズ(50)がはしゃぎまくってくれるのを期待しています。
イノセント・ガーデン…「プリズン・ブレイク」のウェントワース・ミラーが脚本を書いたミステリーだそうです。ウェントワース・ミラーが脚本て。イケメンかつ多才とか反則ですよ。楽しみです。


タイトルのリンクから公式サイトにとべます。
なんとなく、ホラーやカルト系が多いのでついていけるか不安ですが、5月こそは映画館で映画を観たいと思います!いい映画をたくさん観たいですね。

塀の中のジュリアス・シーザー感想(ネタバレ)

塀の中のジュリアス・シーザー

原題:Cesare deve morire
製作年:2012年
製作国:イタリア
上映時間:76分
監督:パオロ・タビアーニ、ビットリオ・タビアーニ
製作:グラーツィア・ボルピ
製作総指揮:ドナテッラ・パレルモ
脚本:パオロ・タビアーニ、ビットリオ・タビアーニ、ファビオ・カバッリ
撮影:シモーネ・ザンパーニ
編集:ロベルト・ペルピニャーニ
音楽:ジュリアーノ・タビアーニ、カルメロ・トラビア
劇中戯曲:ウィリアム・シェイクスピア
キャスト
コジモ・レーガ、サルバトーレ・ストリアノ、ジョバンニ・アルクーリ、アントニオ・フラスカ、フアン・ダリオ・ボネッティビットリオ・パレッラ、ロザリオ・マイオラナ、ビンチェンゾ・ガッロ、フランチェスコ・デ・マージ、ジェンナーロ・ソリト、フランチェスコ・カルゾーネ、ファビオ・リッツート、マウリーリオ・ジャフレーダ、パスクアーレ・クラペッティ、ファビオ・カバッリ

あらすじ
ローマ郊外にあるレビッビア刑務所では、囚人たちによる演劇実習が定期的に行われており、ある年、シェイクスピアの「ジュリアス・シーザー」が演目に選ばれる。オーディションでブルータスやシーザー、キャシアスなどの役が次々と決まっていき、本番に向けて刑務所の至るところで稽古が行われる。すると囚人たちは次第に役と同化し、刑務所はローマ帝国の様相を呈していく。(映画.comより)


73点

短いながら、とてもおもしろく、これまでに観たことのないような作品でした。

話の筋は至ってシンプル。刑務所にいる囚人たちが、演劇実習で「ジュリアス・シーザー」を演じることになり、練習を重ねていくというものです。それ以上のことは起こりません。

しかし、その話の演出の仕方がとにかく普通じゃない!
まず、話の中心になっているのが、「ジュリアス・シーザー」のストーリーそのものなのです。囚人たちがいかに本番に向けて練習して演劇を完成させたかという点は、「ジュリアス・シーザー」のストーリーに添う形で描かれていますが、実は話の本質ではありません。
構成は、囚人たちが演じた「ジュリアス・シーザー」のラストシーンから、舞台が終わり、囚人たちが舞台から監房へと戻っていくシーンへと続きます。そこからモノクロになって6ヶ月前へと時間がさかのぼり、「ジュリアス・シーザー」のキャストを決めるオーディションのシーンになります。そして、キャストが決まり演劇の練習が始まるのですが、ここからが本作品の独特なところです。「ジュリアス・シーザー」のストーリーに沿って、刑務所の様々な場所で繰り広げられる練習風景を見せるのですが、つっかえたり演技指導が入るのは初めのうちだけ。練習が進むにつれて、そして囚人たちが役にのめりこむにつれて、演劇の練習をしているのか、ローマ帝国にいるのか、私たち観客にもわからなくなってくるのです。

この効果を作り出している原因の一つは、もちろんモノクロの画面です。画面をモノクロにすることによって、「今・ここに在る」という感じがやや希薄になりますよね。モノクロは「今ではない・ここではないどこか」という印象を与え、こうして私たちは現代の刑務所の中にもローマ帝国を見出すことができるのです。
そして、もう一つの原因は、刑務所という場所の特殊性です。舞台になっているレビッビア刑務所は、重罪犯たちが収容されている刑務所です。その重罪犯たちが、ローマ帝国の独裁者や裏切り者、あるいはアジテーターたちにぴたっと重なってくるんですね。これは、「ジュリアス・シーザー」の劇中でブルータスがシーザーを裏切ろうとして煩悶する場面に、ブルータスを演じるサルバトーレが自らを重ねて苦悩するシーンによく表れています。また、ディシアスとシーザーがやりとりをする場面の練習のさなかで、ディシアスを演じるフアンが台本にない台詞を言うシーンなんかはぞくぞくするほど、ローマ帝国という虚と刑務所という実が入り混じった名場面でした。

また、刑務所という場所の特殊性は、独裁と裏切りという「ジュリアス・シーザー」の世界観との親和性と同時に、自由というローマ帝国の価値観との齟齬もはらんでいます。刑務所という規律された空間の中で、(演劇の中の虚構とはいえ)権力を持った為政者が殺され、それに対して「自由だ!」と叫ぶ違和感。塀の中のローマの自由民たち。この倒錯性が一番よく表れているのが、ラストの囚人たちが監房に戻っていくシーンです。舞台の上での自由なローマ帝国とガチャンと厳重に閉じられた監房の鍵との対比が見事です。実は舞台の上の自由なローマ帝国ですらも規律の一部に組み込まれているというさらなる倒錯性まで表現されています。この、「ジュリアス・シーザー」の世界観と刑務所との親和性と倒錯性が本作品の一番の魅力だと言えるでしょう。


これまでにないような映画の体験をさせてくれる作品です。76分という短い上映時間も私としては好印象ですね。ぜひとも観てみてください。おすすめです。

最近のあれこれに関する備忘録的な話

お久しぶりです。インフルエンザで寝込んでおりました。てへぺろ。


インフルエンザの話。
おかげで映画館どころか外を出歩くこともできず鬱屈とした1週間を過ごしていました。・゚・(ノ∀`)・゚・。
映画館とバイト以外に外界と接触がないので全く知らなかったのですが、インフルエンザ結構流行ってるみたいですね。春めかしくなってきましたが、まだまだ寒い日も多いので皆さんも気を付けてくださいね。


「エクスペンダブルズ2」のブルーレイを買った話。
「エクスペンダブルズ2」のDVD、BDが発売されましたね。私はプレミアム・エディションを買いました!
初回封入特典のアウターケース、ブックレット、ビジュアルカードもばっちりついてました。ただ、ブックレットとビジュアルカードは劇場公開時のパンフレットで上位互換できる内容だったので、初回封入特典にはそこまでこだわらなくてもよさそうですよ。
内容についても詳しく書きたいのですが、ブルーレイの再生機器を持っていないのでまだ観れていないんですよね!!(ちなみに同じ理由で「特攻野郎Aチーム」の無敵バージョンも未見ですw)いいかげんプレイヤー買うべき。


感想をまだ書いていない映画の話。
試験が終わってから、遊び歩いていたので、観た映画の感想を書くのが間に合っていませんw
今のところ感想をまだ書いていないのが、「ル・コルビュジェの家」「レッド・ライト」「塀の中のジュリアス・シーザー」の3作品です。「レッド・ライト」のキリアン・マーフィーの神経質な理系男子感にすっかりやられてしまいました。美しすぎるよキリアン君…


プリキュアの話。
ついに明日プリキュアオールスターズ公開ですね。楽しみです。
もうテレビシリーズは新しいプリキュアに代替わりしているんですね。びっくりしました。アニメは他の番組と改編期が違うんですかね?個人的にはスマイルプリキュア好きなので、オールスターズでもスマイルプリキュア勢に頑張ってほしいですね。


卒業決まった!な話。
先日3月26日付で大学を卒業することになりました。
試験無事に全部パスできていました。応援してくださった皆さんありがとうございました!
ちなみに来年からは大学院生です。まだ学生料金で映画観れますwやったね。


最近はこんな感じでした。おしまい。

テッド感想(ネタバレ)

テッド

原題:Ted
製作年:2012年
製作国:アメリカ
上映時間:106分
監督:セス・マクファーレン
製作:スコット・ステューバー、セス・マクファーレン、ジョン・ジェイコブス、ジェイソン・クラーク
製作総指揮:ジョナサン・モーン
原案:セス・マクファーレン
脚本:セス・マクファーレン、アレック・サルキン、ウェルスリー・ワイルド
撮影:マイケル・バレット
美術:スティーブン・ラインウィーバー
編集:ジェフ・フリーマン
衣装:デブラ・マクガイア
音楽:ウォルター・マーフィ
キャスト:マーク・ウォールバーグ、ミラ・クニス、セス・マクファーレン、ジョエル・マクヘイル、ジョバンニ・リビシ、パトリック・ウォーバートン、マット・ウォルシュ、ジェシカ・バース、パトリック・スチュアート、ノラ・ジョーンズ、サム・ジョーンズ、トム・スケリット

あらすじ
いじめられっ子の少年ジョンは、クリスマスプレゼントにもらったテディベアのテッドと本当の友だちになれるよう、神様に祈りをささげる。すると翌日テッドに魂が宿り、2人は親友になる。それから27年が過ぎ、ジョンとテッドはともに30代のおじさんになっていた。一時は「奇跡のテディベア」としてもてはやされたテッドも、幻惑キノコで逮捕されてからは堕落し、下品なジョークと女のことばかり考える日々。そんなある日、ジョンは4年間つきあっている恋人から、自分とテッドのどちらかが大事なのか選択を迫られ……。(映画.comより)


70点

笑って泣ける作品とはこのこと!!

かわいいテッドに完全に心を奪われてしまいました。ぬいぐるみが動くとこんなにかわいいか!という感じです。
特に、雷が鳴ってジョンが怖がっているところに、これまた雷を怖がっているテッドが走ってやってきて布団にもぐりこみ、2人で「雷兄弟の歌」を歌っているシーンが私のお気に入りです。(次点は、「俺のふわふわの指にも指輪をはめろよぉ」ですw)
テッド11
見よ、このかわいらしさ!!

また、かわいい見かけに反して酒は飲む、ヤクはキメる、下品な事を言いまくるとやりたい放題なところもよかったですね。かわいい外見のキャラが実はダーティというのは、お約束ですがおもしろいですよね。
サウス・パークのタオリーや
タオリー
こいつもヤクをキメてましたねw

まりあ†ほりっくの寮長先生など
寮長先生
寮長先生まじゴッド

かわいいのに実はダーティというキャラには枚挙にいとまがありません。マスコットキャラだとダーティでも、かわいいから許せちゃうんですよねw
また、テッドの場合、ダーティさがリアリティの演出としても機能していました。魂が宿ったばかりの頃は、声もかわいくて下品なセリフも言わなかったのですが、ジョンと長い年月過ごし、ジョンと共に成長した結果として、中年おっさんみたいな声になって下品なことを言ったり、酒を飲むようになったりしたわけですね。オープニングのジョンとテッドの成長を追った映像と合わせて、テッドの実在感やジョンと一緒に過ごした時間の長さをリアルに表現できていました。

テッドがかわいいだけではありませんよ。ストーリーもとてもよかったです。単なる動くぬいぐるみの話になっていなかったのは好感が持てます。
本作のストーリーは、ジョンの側から見るか、ジョンの恋人ロリーの側から見るかで、大きく変わります。ジョンの側から見れば、恋人も大事だけど友達とガキみたいなバカやってるのも楽しくて、バカやってたら恋人に捨てられそうになってさあ大変という話だし、ロリーの側から見ると、恋人の友達は尊重したいけど、その友達のせいで恋人は自分との将来を考えてくれそうもなくてどうしたらいいのという話です。どちらも現実によくある話ですよね。そんな「よくある話」に、動くぬいぐるみという要素を入れると、深刻さが増すところに本作のおもしろさがあります。ジョンの親友がぬいぐるみであるために、ジョンの子どもっぽさが際立ち、ロリーのいらだちも募るわけですね。動くぬいぐるみというファンタジー要素を、上手にリアルな話の中に織り込んだなぁと思います。

テッドとジョンの男同士の友情の描き方も好きです。
男子の友情の間には、なかなか女子は入っていけませんよね。「ビア~スキー」という名前っぽいのをテッドとジョンが挙げていき、最後にロリーが「マルチナ・ナブラチアビスキー?」と言うと、テッドとジョンが同時に「それはダメ」とダメ出しするシーンはよかったです。テッドとジョンにしかわからないルールがあるところや、ロリーがそこに入れなくてややキレ気味になるところに男子の友情感が感じられます。
テッド3
彼氏と彼氏の友達がここまで仲いいのは、ちょっと妬いちゃうよねw

一番好きなテッド&ジョンの友情シーンは、やっぱり本気の殴り合いからの仲直りシーンです!
テッドはぬいぐるみとは思えないほどの打撃音を出しながらジョンをぼっこぼこにし、ジョンもぬいぐるみ相手に本気で殴りかかります。シチュエーションだけでもかなり笑えますし、喧嘩の大惨事具合もなかなか愉快でした。その後の仲直りは感動的でしたね。30年以上も親友をやってきた2人の強い絆と友情を感じます。BB弾で撃ったリスの話の見事なオチも秀逸だと思いますw
そして、テッドが誘拐されて、逃げる途中にバラバラになってしまってからの展開は、涙なしには観れません。ジョンと一緒になって「テッド助かって!」と必死になってしまいました。テッドが死んで、ジョンがテッドの言った通り雷を怖がらなくなった描写がさりげなく入っているのもよかったですね。翌朝テッドが生き返っているのを見て、お約束で見え見えの展開ではありましたが、感動してちょっと泣いてしまいました。


テッドのかわいさだけでも十分映画館に観に行く価値があります。おすすめですよ。

04 | 2017/05 | 06
Su Mo Tu We Th Fr Sa
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -
プロフィール

ぞるたん

Author:ぞるたん
映画が好きです。
映画歴は短いので、旧作の知識はあまりありません。おすすめ映画ありましたら、ぜひ教えてください!

映画もブログも超初心者ですが、どうぞよろしくお願いします。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
カウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。